ろう付けの利点
1.溶接より低入力電力、低加工温度。
2.溶接に比べ、接合部の熱変形や残留応力が小さい。
3.加工後の熱処理が不要。
4.異種母材の接合も可能。
5.炉内ろう付けの加熱・冷却速度が均一であるため、歪みの可能性が低い。
6.母材以上の接合強度が可能。
7.母材が溶融したり損傷したりしない。
8.ろう付け時の応力が緩和される。
9.プロセス中に表面劣化が起こらない。
10.異種金属のろう付けが可能。
11.ろう付け接合では、異なる金属厚が許容される。
12.一度に複数の接合部をろう付けできる。
13.長くてアクセスしにくい接合部も、うまく埋めることができる。
14.他の方法では不可能な複雑で繊細な組立品の製造が容易。
15.熟練工を必要としない。
16.迅速で再現性のある結果が得られる。
ろう付けの欠点は以下の通りである:
1.毛細管現象を促進するためには、密着が必要である。
2.部品はプロセス中にアニールされてもよい。
3.ろう材を配置する場所を設計で考慮する必要がある。
4.融接に比べ、強度と耐熱性が劣る。
5.ろう付け継手には高度な母材清浄度が要求される。
6.部品の製造や最終組立の前に必要な設計および製造上の考慮事項。
真空炉ろう付けの利点は以下の通り:
1.ボイドを最小限に抑え、優れた機械的特性を持つ高品質の接合部。
2.フラックスが不要なため、汚染の可能性がなく、ろう付け後の洗浄も不要。
3.酸化やスケールが減少し、接合部が清浄になる。
4.正確な温度制御により、融点の異なる材料の接合も可能。
5.複雑なコンポーネントやアセンブリの接合に適しています。
6.廃棄物の発生を最小限に抑えた環境に優しいプロセス。
要約すると、ろう付けには、低入力電力、最小限の歪み、異種材料の接合能力などの利点がある。炉ろう付けは、均一な加熱と冷却、一度に複数の接合、複雑な組立品の製造を可能にする。真空炉ろう付けは、汚染物質を最小限に抑え、正確な温度制御により高品質の接合部を提供する。しかし、ろう付けには密接な嵌合、母材の清浄度、設計上の配慮が必要です。
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